エリザベスさんは04年に乳がんと診断され、治療を受けたが、最近になって肋骨(ろっこつ)への転移が見つかったという。
夫妻は96年に当時16歳の長男を交通事故で亡くしており、エドワーズ氏は会見で「私たちは共に苦労してきた経験から、苦難を乗り越えるカギは元気を出すことだと知っている」と語った。エリザベスさんも「病気には見えないでしょう」と笑顔を見せた。CNNによると、エリザベスさんが選挙運動を続けるよう望んだという。
エドワーズ氏は04年の大統領選で、民主党のケリー候補のもとで副大統領候補だった。今回の候補指名レースでは、ヒラリー・クリントン、オバマ両上院議員に続くダークホース的な存在となっている。両氏はこの日、エリザベスさんの決断をたたえるコメントを発表した。