修理を終え再安置された「釈迦如来立像」について説明する田中利典・金峯山寺執行長=吉野町の金峯山寺蔵王堂で
如来像は高さ2.11メートルの寄せ木造り。腹と背の部材の内側にそれぞれ長さ約1.5メートル、幅約30センチにわたって砂と混ぜて塗られていた。犬より小さな動物とみられる。
同寺の田中利典執行長は「今日に伝わっていない何らかの宗教的な意味がある作法なのか。ミステリーです」。謎解きがしばらく続きそうだ。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200703220075.html