同大によると、男性助教授は昨年5月17日、指導している女子学生に対して、学内でセクハラ行為をしたという。「女子学生の要望」として、詳細を公表しなかった。
女子学生が同月、学内に設置されているセクシュアルハラスメント相談所に相談。6月に、同大の部局長や弁護士でつくるセクハラ防止対策の委員会に対し、この助教授の処分を検討するよう申し立てた。
ほかに、学生に対しアカデミック・ハラスメント(教員の地位を利用した嫌がらせ)をしたとして、大学院環境学研究科の教員を訓告とした。佐分晴夫・人事労務担当理事は会見で、「このような不祥事を起こし、深くおわびします」と謝罪した。
http://www.asahi.com/national/update/0323/NGY200703230013.html