市内の小中学校と養護学校計159校に通う約10万人が対象になる。強制ではなく、取り組みは各学校に任せる。実施後、適当な時期にアンケートなどをする予定という。
昨年2月に先行導入した同市立柏崎小学校ではテレビやゲームを1日2時間に制限する「犬さん」、一日中やらずに我慢する「猫さん」、1週間我慢する「パンダさん」の3コースを用意。感想を書かせ、「ほけんだより」にまとめて配っている。
一昨年に実施した生活実態調査で、テレビやゲームが原因で寝るのが遅くなる傾向が目立ったことで始めた。保護者からは「子どもと触れ合う時間ができてよかった」「会話が多くなった」などの声が寄せられ、ほめられることで子どものやる気もあがり、「猫さんコース」が徐々に増えたという。