英警察当局、地下鉄同時爆破テロ事件にかかわったとみられる男3人を新たに逮捕（フジTV）
イギリスの警察当局は22日、ロンドンで2005年7月7日に起きた地下鉄同時爆破テロ事件にかかわったとみられる男3人を新たに逮捕した。逮捕されたのは、20代の男3人で、いずれもテロ行為の準備や扇動などの疑いに対し、適用される「反テロ法」に基づき、身柄を拘束された。
捜査当局によると、このうち23歳と30歳の男は、マンチェスター空港で、パキスタンに向かう飛行機に乗ろうとしたところを、また、もう1人の26歳の男は2005年のテロ実行犯たちの生活拠点だったイギリス中部のリーズで身柄を拘束された。
警察は、リーズにある住宅などあわせて6カ所を家宅捜索し、事件につながる証拠がないか調べている。
2005年7月7日の同時テロ事件では、50人以上の犠牲者のほか、実行犯4人も爆死した。
捜査当局は当時、多数のイスラム系の若者を逮捕したものの、いずれも起訴には至っておらず、今回の逮捕について、BBCなどは「最初の重要な逮捕」と報じている。
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2007/03/23 20:53