首都圏を大きく環状に取り巻く首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の、県内初の開通となる木更津東インターチェンジ(IC)—館山道木更津ジャンクション(JCT)間の7・1キロが21日に開通した。
木更津東ICでくす玉割りなどの祝賀行事があり、正午前に約100台の車両が開通を祝ってパレードした。午後3時からは一般車の通行が始まった。開通区間は片側2車線で、総工費約500億円。
圏央道は木更津東ICで外房、九十九里地区につながる国道410号と接続しており、今回の開通で同地区から東京、神奈川方面へは約10分の短縮が見込まれている。
圏央道は県内では木更津から茂原、東金を通り、大栄JCTで東関道と接続し、さらに茨城県に延びる環状道路。
09年度には木更津東IC—茂原長南IC(仮称)間が、10年度には東金IC・JCT(仮称)間が開通の予定だ。
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