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2007年03月22日(木) 23時54分

欧州市場でカルテルの疑い ソニーなど3社に告知書朝日新聞

 ソニーと日立マクセル、富士フイルムホールディングスは22日、欧州連合(EU)の欧州委員会から、欧州市場での放送用ビデオテープでカルテルの疑いがあったとの告知書を受け取ったと発表した。今後の調査で違反があったと認定されれば、多額の制裁金が科せられる可能性がある。

 欧州委は対象企業を明らかにしていないが、3社はいずれも欧州子会社などが調査対象になっていることを認めており、02年に欧州委の立ち入り調査を受けたとしている。告知書は、欧州委が制裁金を科すかどうかを判断するための法的手続きに入ったことを意味する。受け取った企業は2カ月以内に書面で反論できる。また、決定を受け取って約1カ月後に公聴会の開催を求めることができる。

http://www.asahi.com/business/update/0322/153.html