2007年03月22日(木) 11時31分
実刑宣告に唇かみしめ=「チャンスを」訴えかなわず−宮内被告・東京地裁(時事通信)
被告人を懲役1年8月に処する−。ライブドアの「ナンバー2」だった元取締役宮内亮治被告(39)に下されたのは、前社長堀江貴文被告(34)に続く実刑判決だった。22日、東京地裁最大の104号法廷。宮内被告は唇をかみしめ、遠くを見詰めるかのように判決理由に聞き入った。
公判冒頭で検察側が審理再開を請求。証拠調べがあり、被告4人の最終意見陳述が再度行われた。「チャンスをいただければ、この後、外に出てチャンスをいただければ、迷惑を掛けた方にしっかりお返ししたい」。宮内被告は声を絞り出して訴えた。
すぐに判決言い渡しに移り、元幹部4人の量刑を宣告する小坂敏幸裁判長。「3年間その刑の執行を猶予する」。しかし、執行猶予を告げられた被告の中に、宮内被告の名前はなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000057-jij-soci