2007年03月22日(木) 16時56分
【2007 統一選】東京都知事選 「石原都政」や「五輪」争点(産経新聞)
東京都知事選は22日、新人の元足立区長、吉田万三氏(59)=共産推薦、3選を目指す現職、石原慎太郎氏(74)、いずれも新人の元宮城県知事、浅野史郎氏(59)、建築家、黒川紀章氏(73)らが届け出た。午後1時50分現在で、届け出を済ませたのは計12人で前回の5人を上回った。
五輪招致などの政策に加え、都政の私物化との批判が出ている石原氏の政治手法への評価が焦点。石原都政の「継続か転換か」を軸にした論戦がスタートした。
吉田氏は「税金の無駄遣いをやめ暮らし最優先に」と主張。石原氏は排ガス対策など実績を強調して3選を目指す。浅野氏は「情報公開を徹底。都政の変革を」と呼び掛ける。黒川氏は都の不良債権の情報公開などを公約している。
自民党は石原氏を推薦候補同様に支援。民主党、社民党は浅野氏を全面支援する。公明党は都本部レベルで石原氏を支援する方向。政党推薦候補は共産党だけで、無党派層の動向が勝敗の行方を左右しそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000026-san-pol