調べでは、田中容疑者は昨年12月28日夜、同署地域課で、署員(26)のパソコンに差してあったメモリー(3000円相当)を盗んだ疑い。
県警は問題発覚以降、外部にメモリーが流出した経緯を調査。その過程で、署員の同僚だった田中容疑者のパソコンの記録に、紛失したとされる12月28日以降にメモリーを使用した形跡が残っていたことがわかった。任意で事情を聴いたところ、容疑を認めたという。
このメモリーには、06年12月までの数年間に作成した事件の被害者の氏名や住所、事件を起こした少年の氏名などのデータが記録されていた。署員はメモリーを盗まれた後、上司に報告していなかった。
http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200703210230.html