統一地方選と国政選挙の予定
与野党とも、12年に1度参院選と重なる今回の統一地方選を「前哨戦」と位置づける。知事選のうち自民、民主の二大政党が激突する形になるのは北海道、岩手、東京、神奈川、福岡の5都道県。両党とも東京、神奈川では党本部推薦を出さないものの、異なる候補者を支援する。福岡では自民の県議団が支持する現職に民主推薦の新顔が挑む。
福井と三重は両党相乗りの構図に。奈良、鳥取、島根、徳島、佐賀、大分の6県では民主が独自候補を擁立できず、与党側と、すべての選挙区に擁立する共産党との対決型となる。
統一地方選前半戦(4月8日投開票)ではこのほか、札幌、静岡、浜松、広島の4政令指定市長選が今月25日に、茨城、東京、沖縄を除く44道府県議選と15政令指定市議選が同30日に告示される。朝日新聞のまとめでは、後半戦(4月22日投開票)は一般市と東京特別区、町村の首長選が261件、議員選が779件行われる。
また、参院補欠選挙が福島、沖縄の両選挙区(いずれも被選挙数1)で4月5日に告示され、統一地方選後半戦と同じ22日に投開票される。