ゲームは、カード支払いを読み取り、人生ポイントを蓄積して、サイコロの役も果たす機械「ライフポッド」を中心に展開する。おなじみのルーレット方式も変わることになる。参加者は「生きる=冒険」「愛する=家族」「学ぶ=大学」「稼ぐ=キャリア」の四つのコースに分かれて人生航路にこぎ出す。旅行に出かけることも冒険も、稼いだお金も人生ポイントに変換され、ポイントの多さで勝者が決まる。
ハズブロ社のゲーム広報担当は「人生ゲームは実社会に合わせて変化してきた。今日のライフスタイルに合わせて支払いをカードにし、成功が必ずしもお金では測れないという価値観の多様化も考慮した」と話す。
ライフポッドが含まれる分、これまでより高価で約35ドル(4千円)程度になる予定だ。
タカラトミー社によると、ハズブロの人生ゲームは基本的に日本版として導入しているため、いずれ日本にも登場することになりそうだ。