同社によると、機体のコックピット上部にある車輪操作のための電気回路の一部が、ボルトの緩みによって接触不良となった。そのため電気信号が送りづらい状態となり、車輪を出すための油圧バルブが動かなかったという。接触不良の部分を一度取り外して付け直した後、正常に作動することを確認したという。この部分は運航前に行う点検の対象ではなかったため、同社は今後、最終便の運航終了後、目視点検を実施するという。
同社はトラブル発生後の20日午後から21日朝にかけて原因解明の調査を実施。さらに安全性を確認するため、21日は全12便の欠航を決めた。
http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200703210080.html