同大によると、同学部の推薦入試の定員は、県内の学校を卒業見込みの県内枠20人と県外の学校を卒業見込みの県外枠10人の計30人。小論文や面接などで選抜するが、04年と05年の入試で県内枠と県外枠の受験生を振り分ける際、県内から県外の学校に通う別の受験生を誤って県内枠に入れたため、もともと県内枠だった2人が不合格になったという。
昨年11月の試験後、別の受験生の関係者から「県内に住み、県外の学校に通う人はどちらに入るのか」と問い合わせがあり、過去にさかのぼって調べたところミスが発覚した。
同大は文部科学省と県にミスを報告し、不合格になった2人に事情を説明した。同大学務部は「事務上のミスで申しわけない。時期が来れば発表しなければいけないと思っていた」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0320/SEB200703200014.html