「四十数年ぶりに集まった」というかつての闘士たちは70歳前後となり、つえを片手に駆けつけた人も。19日には、かつて対立・分裂した学生運動経験者や全共闘世代にも「大同団結」を呼びかけ、「非戦を誓った憲法前文と9条を変えない努力を続ける」という共同声明を出した。
呼びかけに奔走した著述業蔵田計成さん(72)は、デモ隊が国会を取り巻いた60年当時との落差を痛感し、「運動を高揚させていけなかった過去に対して悔いがある。(改憲の動きが強まる)こんな時代になって無念で仕方ない」と語った。
http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200703200510.html