夢洲の地図
秋山会長が、大阪市内で開かれたシンポジウムで表明した。構想によると、夢洲の5割強を占め約200万平方メートルを物流拠点として整備。広さは阪神甲子園球場の約50倍に相当する。大阪港のコンテナ取扱量を現状の3倍程度に増やし、約3万人の雇用創出を見込む。具体的な整備手法や採算性は今後、検討する。
夢洲は08年夏季五輪の選手村や住宅地開発を目的に整備が進んだが、五輪の招致失敗で計画は見直しを迫られていた。島の東側には高規格コンテナターミナルがある。
関経連によると、アジアでは中国・上海に72万平方メートルの物流拠点があるほか、韓国・釜山では120万平方メートルの拠点整備が進んでいる。