[ロサンゼルス 20日 ロイター] 1970年代に一世を風靡(ふうび)したスコットランド出身のロックバンド、ベイ・シティ・ローラーズが20日、未支払いとなっている印税数百万ドルをめぐって、当時在籍していた米国のレコード会社を訴えた。
ニューヨーク地裁に提出された訴状などによると、同グループは世界中で少なくとも7000万枚のアルバムセールスがあったにも関わらず、アリスタ・レコード社が過去25年余りの間に支払った印税は25万4000ドル(約3000万円)だったという。
ソニーBMG傘下のアリスタ・レコードの広報は、この件についてノーコメントの立場をとっている。
ベイ・シティ・ローラーズは「サタデー・ナイト」などのヒット曲で、1970年代に英国・米国・日本などで多くの若者を魅了した。