2007年03月20日(火) 12時44分
ジダンが慈善試合に出場、ロナウドのチーム下す(朝日新聞)
国連開発計画(UNDP)が主催するサッカーの慈善試合が19日、フランスのマルセイユで行われ、昨年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会を最後に現役を退いた元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダンが出場した。貧困撲滅を訴える試合で、UNDPの親善大使を務めるジダンが率いるチームと、同大使の元ブラジル代表FWロナウド(ACミラン)のチームが対戦した。
仏マルセイユであった親善試合に出場したジダン(右)とロナウド=AP
ロイター通信などによると、ジダンの故郷マルセイユのベロドローム競技場には約2万5000人のファンが集まった。イタリアとのW杯決勝で頭突き行為により退場になって以来の欧州でのプレーを披露したジダンは、チームの3点目をおぜん立てするなど元気な姿を見せた。
試合はジダン・チームが6−2で快勝。ジダンは「この場所で多くの選手とこのような時間を共有できてうれしく思う。誰もが世界をよくするためにできることがある」とメッセージを送った。(時事)
http://www.asahi.com/sports/update/0320/091.html