老人ホームで火災、６０人余死亡　ロシア南部（朝日新聞）

2007年03月20日(火) 19時52分

　ロシア南部クラスノダール地方エイスク近郊の老人ホームで２０日未明に火災が起き、居住者の老人６１人と女性看護師１人の計６２人が死亡した。不注意による失火か、漏電などによる出火が原因と見られる。インタファクス通信などが伝えた。

　老人ホームには、エイスク周辺の出身者を中心に全部で９６人の老人が住んでおり、救出された３５人のうち３０人が病院に収容された。死亡した老人の約半数は自分で身動きができず、多くが火災で出た一酸化炭素による中毒で死亡したという。