不二家から飲料の販売を受託しているサッポロ飲料は19日午前、不二家製商品の販売を再開した。
不二家が消費期限切れ原材料を使った洋菓子を製造・出荷していたことが発覚したことを受け、2月1日から中止しており、約50日ぶりの販売となる。
不二家は問題のあった洋菓子の販売も23日から再開することにしている。
この日は、サッポロ飲料が管理・設置する全国の自動販売機約5000台で、果汁飲料「ネクター」や清涼飲料「レモンスカッシュ」など7品目の販売を始めた。
サッポロ飲料は今後、取り扱い品目を増やすほか、販売する自販機数を休止前の計約4万台に拡大していく方針だ。一方、スーパーなどの店頭では、小売店側の慎重姿勢もあり、再開はごく一部にとどまるという。