元教え子の女子中学生を乱暴しようとしたとして、強姦(ごうかん)未遂などの罪に問われた和歌山県北部の公立小学校の元教諭の男の被告(49)に和歌山地裁は19日、懲役3年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
成川洋司裁判長は「動機は短絡的かつ自己中心的で、酌量の余地は認められない。被害者の精神的打撃は著しく、心の傷が残るのではないかと懸念される」と述べた。
判決によると、被告は2003年11月27日夜、当時12歳で中学1年だった女子生徒の自宅で、家族が外出中に生徒を乱暴しようとした。また、04年12月、生徒にわいせつな行為をした。
ZAKZAK 2007/03/19