立ち姿が人気を呼んでいる千葉市動物公園のレッサーパンダの夫婦「風太」と「チィチィ」が19日、一時的に暮らしていた園内の仮施設から、完成した新居に引っ越した。
昨年6月に生まれた双子、雄のユウタと雌の風花も体重がそれぞれ6キロを超え、両親と同じぐらいの大きさになった。夫婦の新居建設に伴って仮施設に移されていたが、夫婦の新居に隣接する屋外展示場に戻された。
夫婦の新しい住まいは、鉄筋コンクリート製の平屋で約81平方メートル。ガラス張りの展示場と、それぞれの寝室のほか、家族が増えてもいいように予備の寝室もある。
空調システムも完備され、昨年の夏は暑さにぐったりしていた2匹も、今年は快適に過ごせそうだ。広報担当者は「お客さんに1年中、元気な様子を見てもらえます」と話している。
ZAKZAK 2007/03/19