国際線航空機への液体物類の持ち込み規制が始まってから半月。成田空港の国際線乗り継ぎ客が、新規制のため、機内に持ち込めずに放棄した酒などの免税品が、廃棄処分された。
成田国際空港会社によると、規制が始まった1日から14日までに放棄されたのは約1800点。高級ワインやブランデーが目立った。
15日も、業者が廃棄場で高級酒のフタを開けて、排水溝に次々と流した。水は赤や琥珀(こ・はく)色に染まり、周囲はほのかな香りに包まれた。空港関係者は「高価なのにもったいない」。
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