研究班(主任研究者=東京大医学部・武谷雄二教授)が昨年11月にアンケートを実施。全国の16〜49歳の男女3千人を対象とし、うち1409人から回答を得た。
1カ月間にセックスをしなかった夫婦は35%で、前回の04年調査より3ポイント増えた。45歳以上では46%にのぼり、夫婦間のセックスレスは一段と増加していた。
一方、性行為の経験がある人全体に、この1カ月間の回数をたずねたところ、「1回」15%、「2回」12%、「3回」9%、「4回」7%だった。「0回」は40%に達し、前回に比べて5ポイントも増えた。
性行為の経験がある割合は、男性では16〜19歳が30%(前回比7ポイント増)、20〜24歳で71%(8ポイント増)、25〜29歳で83%(1ポイント増)。女性では、それぞれ28%(1ポイント減)、72%(11ポイント増)、83%(1ポイント減)だった。
性行為について、15歳までに知るべきだと考えている人は73%で、前回より8ポイント増えた。
回答者の女性自身または男性の相手が人工妊娠中絶の手術を受けた割合は12%。理由は「相手と結婚していない」が24%で最も多く、「経済的な余裕がない」「自分の仕事・学業を中断したくない」などが続いた。
研究班の北村邦夫・日本家族計画協会常務理事は「セックスレスの増加は、男女のコミュニケーション能力が低下していることの表れだと思う」と分析している。