中井氏によると、二百八十六万円の内訳は(1)議員連盟や勉強会の会費百二十二万七千七百五十円(2)公用車の使用費二十六万五千九百七円(3)支持者向けのファクス通信費七十六万六千三百四十三円(4)地元・三重県の事務所での印刷代などの経費六十万円−。これらを証明する領収書などはすべて保存されているという。
中井氏は、こうした付け替えは、経理担当者が前任者から引き継ぐ形で数年前から続けてきたと説明。〇三年、〇四年分も早急に調査する方針を示した。
自身の監督責任に関しては「十分チェックできなかったことは私自身反省している」と陳謝したが、「私は(誤りを)訂正、発表し、それで批判していただく」と述べ、議員や党の常任幹事会議長職を辞任する考えはないことを明らかにした。一方、同様に光熱水費問題を指摘される松岡利勝農相らに対して「積極的に(詳細を)公表すべきだ」と訴えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070316/eve_____sei_____000.shtml