一方、過去の7件はいずれも400型の系列機種で、うち05年4月、中米トリニダード・トバゴで起きた緊急着陸は、前脚の部品に高い負荷がかかってひびが入ったことが前輪が出なかった原因だったという。今回の事故後、同社は、世界中の同系列機を運航している会社に脱落部分の調査を要請したという。
これに先立ち、航空局幹部と面会したヤング副社長は、今回の事故について乗客や国交省など関係者に迷惑をかけたことに対して謝罪し、調査に協力する考えを示した。
ボンバル社側は、前輪格納扉のボルトが脱落したことなどについて、製造側に問題があるかどうかについては「最終的な調査結果が出るまでコメントは控えたい」とした。
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200703160101.html