米陸軍は12日、ワシントンのウォルター・リード陸軍病院で多くの傷病兵が放置されていた問題で、医療保健部門トップに相当する軍医総監のケビン・カイリー中将から退役の申し出があり、受理したと発表した。
米メディアによると、スキャンダルを受けた事実上の更迭。この問題で解任された幹部は、同病院司令官、陸軍長官に続いて3人目となった。
カイリー中将は02年から04年まで同病院司令官を務め、問題の大半について責任があるとみられていた。
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