この日は午前8時ごろから社員とパート従業員ら約160人が送迎バスなどで次々に出勤。午前9時半と同10時の2回に分けて生産ラインの約2割を稼働させ、品質管理態勢を再確認しながら主力商品のケーキ「モンブラン」の生産を始めた。
2月16日に着任した中村徹工場長(55)は「消費者の皆様にはまだ当社への不信感がある。今日を信頼回復に向けた第一歩として、一丸となって安全・安心な商品製造に取り組みたい」と話した。2カ月ぶりの再開については「食品メーカーとしてようやく商品を製造できることを、うれしく思う」とも話し、ほっとした表情も見せた。
http://www.asahi.com/national/update/0314/OSK200703140019.html