大阪地検堺支部の男性検察事務官(42)が、JR京橋駅(大阪市都島区)のトイレにわいせつな内容の落書きをしたとして、器物損壊容疑で都島署の取り調べを受けていることが12日、分かった。容疑を認めているといい、同署は書類送検する方針。
調べでは、事務官は6日午前7時半ごろ、京橋駅北口の男子トイレの個室の壁に、赤の油性ペンで「女の人を拉致して性の奴隷にしたい」との内容の落書きをした疑いが持たれている。
このトイレでは昨年11月ごろからわいせつな落書きが少なくとも数件発生し、大阪府警鉄道警察隊員や駅員らが警戒を強化。6日にトイレから出てきた事務官を隊員が職務質問した際、油性ペンを持っていたという。
都島署は余罪があるとみて、任意の取り調べで追及している。
ZAKZAK 2007/03/13