虚偽の内容のメールを送られて名誉を傷つけられたとして、青森県立保健大(青森市)の男性教授(51)と女性助手(43)が12日までに、同大の別の男性教授(54)に約540万円の損害賠償などを求める訴えを青森地裁に起こした。
訴えによると、被告の教授は昨年11月、「助手は男性教授と肉体関係がある」などという内容のメールを副学長ら同大関係者4人に送信。この教授は「(送信に)使用したのは学長選挙の陣営内の連絡メールだった」などとして、メールの送信自体は否定せず、多数の人が閲覧できるメールではないので名誉棄損に当たらないと主張しているという。
原告側は「原告同士には肉体関係はない」とメールの内容を否定。被告の教授は「裁判が始まるまではコメントできない」としている。
ZAKZAK 2007/03/13