【ジュネーブ=渡辺覚】北朝鮮による拉致被害者家族会の増元照明事務局長が11日、ジュネーブを訪れ、国連人権理事会の開幕に合わせて企画された横田めぐみさん事件のドキュメンタリー映画「めぐみ—引き裂かれた家族の30年」の上映会に出席した。
映画の上映会には、国連人権高等弁務官事務所のルイーズ・アルブール高等弁務官をはじめ、各国代表部の大使や外交官、市民ら約200人が参加。上映後に行われた交流会でアルブール高等弁務官は、「この映画を通じて、多くの人たちに問題への関心を持ってもらいたい」とエールを送った。