★「華麗なる一族」舞台 全室100平方メートル超のスイート★
山崎豊子さんの小説「華麗なる一族」の舞台にもなった志摩観光ホテル(志摩市阿児町賢島)で12日、新ホテルの起工式があった。開業は来年9月の予定。
新ホテルは、用地が現ホテルより約260メートル奥に入った従業員駐車場が中心。鉄筋コンクリート地上5階地下1階延べ床面積1万1千平方メートル。51部屋すべてが100平方メートル以上のスイートで、1泊2食付きで5万円(税別、1室2人利用の1人分)から。最高級の部屋は約200平方メートルで7万5千円から。総工費は約40億円。
近鉄グループによると、現ホテルは、当初計画を変更して西館の木造部分を保存、残りの西館と東館の取り壊しを決めている。しかし、跡地に当初建設を予定していたセラピー施設は別の場所を含め再検討しているという。当面は本館と宴会棟で営業を続ける。