東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行うジャパンプレミアでは、フィラデルフィア美術館の階段を犬と駆け上がるシーンを再現する。スタローンは、レッドカーペットが敷かれた会場前の階段全46段を一気に駆け上がり、ガッツポーズする予定。
「ロッキー」のサクセスストーリーを象徴する場面で、新作「ザ・ファイナル」でも登場する。ただし、イベントでは犬ではなく、公式HPで募集した日本のファン数人が伴走する。新作では、76年の第1作「ロッキー」にオマージュをささげたシーンが数多く登場。冷凍肉をサンドバッグ代わりにして練習したり、生卵の一気飲みなど有名なシーンがふんだんに盛り込まれた。
90年「ロッキー5 最後のドラマ」以来の新作「ザ・ファイナル」について、スタローンは「これは『ロッキー・シリーズ』の最終章」と完結編を強調する。「ロッキー」として最後の来日になるが「どんなに打ちのめされてもこらえて前に進み続けることが勝者の秘訣(ひけつ)であり、ロッキーの姿です。ネバーギブアップ!! 私を信じ続けてくれた日本の皆さんに感謝しています」と話している。