DHC−8−400型機
ボンバルディア社は80年代から航空部門を持ち、中小型のジェット機やプロペラ機を製造して急成長している。00年以降、世界で100機余が導入されている。国内でも、全日空グループのエアーセントラルや日本航空グループの日本エアコミューターなどで22機導入されている。
だが、今回トラブルが起きた同型機は03年度以降、航空機の障害による引き返しや行き先変更などが77件発生。一昨年6月には上昇中に客室から白煙が出て緊急着陸した。このため、全日空、日本航空はボンバルディア社の技術者とともに空港での点検や整備を重点的に行っている。
同機種は、巡航速度時速650キロとプロペラ機としては高速で同規模のジェットより燃費が良いため、ローカル線を中心に就航している。
http://www.asahi.com/national/update/0313/OSK200703130035.html