同工場によると、改善工事は山崎製パンの技術支援で導入した米国の食品安全基準「AIB食品安全システム」に基づいた取り組み。新たにエアコンの吹き出し口にネットや受け皿を設けてほこりが飛散しないようにしたほか、長い柄の付いた鏡でダクトの裏側などを点検するようにした。
改善工事とは別に壁のひび割れなどの補修は約一万カ所に上ったという。
期限切れ原料を使用しないよう、新たに専任の資材担当者を置き、現場で使う分しか原料を搬入しないようにするなどの対策をとる考え。
当面は試験的な製造とし、洋菓子は製造後に廃棄。その後に実際の出荷商品の製造を始め、二十三日以降、順次、販売を再開するという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070313/mng_____sya_____008.shtml