2007年03月12日(月) 21時07分
日興CG不正会計問題 東証、上場廃止基準には該当しないとして日興株の上場維持を発表(フジTV)
日興コーディアルグループの不正会計問題で、東京証券取引所は、上場廃止基準には該当しないとして、日興株の上場維持を発表した。
東証の西室泰三社長は「本日、東京証券取引所は、日興コーディアルグループが上場廃止基準に該当しないことを確認いたしまして、監理ポスト割り当てを解除することを決定をいたしました」と話した。
日興は、2005年3月期決算で利益を水増ししていたとして、2月末に訂正有価証券報告書を提出し、東証はこれを基に、上場廃止にするかどうかの審査を進めてきた。
その結果、不正が「組織的とまでいえない」、「上場廃止基準に相当する程度に至っていない」と判断し、日興株の上場を維持することを決定した。
日興株は13日、上場廃止のおそれがある「監理ポスト」割り当てから、およそ3カ月ぶりに解除される。
日興コーディアルグループの桑島正治社長は、12日夜に記者会見し、「信頼回復に向け、グループ役員・社員一丸になって取り組む」と、経営立て直しの決意を示した。
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2007/03/12 21:07
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00106905.html