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2007年03月12日(月) 18時27分

トヨタ、生産現場の採用2割増 17年ぶり2千人台朝日新聞

 トヨタ自動車は12日、07年度の採用計画を発表した。生産現場で働く「技能職」を06年度実績(1647人)比2割増の2千人にする。国内外の高水準な生産や団塊世代の大量退職に対応するためで、技能職の採用が2千人台となるのは17年ぶり。99年に廃止した一般職にあたる「業務職」を7月に新設し、男女を問わず転勤や昇格を希望しない社員の受け皿とする。

 07年度の全体の採用数は、06年度実績3163人を1割上回る3508人。92年度以降で最大の人数となる。内訳は、事務系330人(06年度実績319人)、技術・技能系2850人(同2477人)など。生産現場の3割を占めるようになった期間従業員の正社員登用を、06年度実績比257人増の1200人とし、即戦力の確保とともに士気向上を図る。

 自動車大手では、ホンダも08年春の採用を1390人と、前年度より130人増やす予定だ。内訳は、大卒・専門学校卒が100人増の810人、高卒・短大卒が30人増の580人。日産自動車は最終決定していないが、来春の採用は前年度並み(697人)の見通しだ。

http://www.asahi.com/business/update/0312/107.html