西武によるアマ選手への現金供与問題発覚後、ドラフト制度改革で希望枠の撤廃論が高まっていることに対し、巨人の滝鼻卓雄オーナーは12日、「西武の事件をきっかけに完全ウエーバー(方式)なんてやったら、ますます若い人はメジャーに行ってしまう」と、反対の立場を明らかにした。
現行の希望枠が撤廃され、選手が希望する球団を選べなくなると、米大リーグへの人材流出が加速してしまうとの見方を示した。また、「ルールは守らなければならないが、企業努力は反映していかなければいけない」とも主張した。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20070312ie38.htm