ボーン・上田賞、朝日新聞・坂尻記者らに（朝日新聞）

2007年03月12日(月) 19時55分

　優れた報道で国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田記念国際記者賞の０６年度受賞者が１２日、朝日新聞中国総局（北京）の坂尻信義記者（４１）と共同通信外信部の太田昌克記者（３８）に決まった。

　坂尻記者は８９年に朝日新聞に入社し、香港支局、アメリカ総局（ワシントン）などを経て０５年９月から現職。北朝鮮の核問題をめぐる６者協議関連記事のほか、胡錦濤（フー・チンタオ）・中国国家主席のインド初訪問（０６年１１月）などを特報した。

　太田記者は９２年、共同通信に入社、０７年３月から現職。米国立公文書館などの資料をもとに、戦中・戦後の史実を発掘した。