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2007年03月12日(月) 00時00分

出馬表明も…快楽亭ブラック支援団体元代表に“黒い”疑惑ZAKZAK

“素行不良”36歳渋谷区職員、休職中の兼職バレ謹慎中

 今週号の週刊文春は、ブラック氏に出馬を依頼した市民団体「オンブズマン渋谷行革110番」の元代表(すでに退会)のおおぬき三平氏(36)が、実は“素行不良”の渋谷区職員であり、3年半にわたり病気休職中にも関わらず、別の仕事をしながら、さらに区から給料をもらっていたと報じた。

 渋谷区職員課によると、おおぬき氏は2003年の4月から10月まで限度日数180日分の病気休暇を取り、その後、昨年9月までの3年間、病気休職中という。

 病気休暇中の給与は満額、病気休職中も約8割が支払われている。さらに、「休職中の兼職が発覚し、地方公務員法違反で現在は6カ月の停職処分中」(同)。

 おおぬき氏は「事実ではない。そのようなことを言う区の担当者を名誉棄損で訴える」と真っ向から否定した上で、「一連の風説は、反ブラック派の政治的な陰謀だ」と主張する。さらに、こうも続けた。

 「区の内情を知る私は、自身の政治思想に基づき、現区政を改善すべく、ガチンコで政治活動をやらせてもらってきた。あらゆる面でいじめや嫌がらせがあったが、逃げず、怯まず、屈せず、で頑張っている」

 おおぬき氏は過去、俳優の萩原聖人さん(35)に暴行を受けたとして裁判を起こし、敗訴している。その際、萩原さんを“加害者”にでっち上げたとする2審判決に対し、「それはたまたま私が裁判で立証できなかっただけのこと。私が萩原に殴られた被害者であることに間違いはない」とあくまでも強気。その一方で、ブラック氏の支持団体の代表は降りたという。

 この騒動にブラック氏は「会ってもないのに殴られたと主張するような人物とは知りませんでした。そんな人物に担がれて区長選に出るのはいかがなものか」と困惑するが、「選挙は嫌いじゃないし、やりたいこともあるし、世の中を憂えている部分もある」と未練ものぞかせる。この“ブラック”な疑惑にどう対処するか注目される。

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ZAKZAK 2007/03/12

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