京都府警南署などは9日、業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、京都市交通局嘱託職員でバス運転手の男(27)=京都府木津町=を逮捕した。
男は事故を起こした後、現場から約200メートル離れた営業所に向かい、朝からバスを運転。「1度車から降りたが、怖くなって逃げた」と供述しているという。
調べでは、男はワゴン車で通勤中の9日午前6時10分ごろ、同市南区東九条の交差点で、会社員(27)のミニバイクと衝突。そのまま逃げた疑い。会社員は左足を骨折し重傷。
南署員が近くを捜索したところ、営業所の駐車場に不審な車が止まっているのを発見、営業所に戻った男に事情を聴いたところ、容疑を認めたという。
京都市では職員の不祥事や逮捕が相次いでいる。
ZAKZAK 2007/03/12