平林氏は多久市出身で、千葉大園芸学部中退。会社員を経て、党県常任委員、党県委員会書記長などを歴任。79年から89年にかけて、衆院選と参院選に計7回立候補し、落選した。94年9月から党県委員長を務めている。
会見で、平林氏は古川県政を「県民が要望しないことを優先している」と批判。古川知事が推進する九州新幹線長崎(西九州)ルート建設や、同意した九州電力玄海原子力発電所(玄海町)のプルサーマル計画について、反対する立場を明らかにした。
また、「子供たちがのびのび育ち、お年寄りが安心して暮らせる県にしたい。就学前の幼児の医療費無料化などに取り組みたい」と抱負を語った。