プロ野球・西武ライオンズが選手獲得に絡み、「栄養費」名目で2人のアマチュア選手に計約1300万円を渡した問題で、グループトップの後藤高志・西武ホールディングス社長は11日、近く、球団内に第三者で作る調査委員会を設置することを明らかにした。
西武は12日に太田秀和球団社長、連盟担当の依田龍也・管理本部長がパ・リーグ連盟とコミッショナー事務局に出向き、調査報告書を提出するが、その後、コンプライアンス(法令遵守)の専門家など第三者で作る調査委を設置し、さらに不祥事の原因を徹底解明する。
後藤社長は「原因を究明し、再発防止体制を作りたい。外部の専門家に入ってもらい、コンプライアンスの徹底浸透できる組織を立ち上げたい」と語った。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20070311it13.htm?from=top