2007年03月11日(日) 00時00分
尼崎JR事故で遺品の「たき上げ供養」──西宮の鷲林寺(3月11日)(日経新聞)
供養のため燃やされる尼崎JR脱線事故の犠牲者の遺品(10日午後、兵庫県西宮市)=共同
尼崎JR脱線事故の犠牲者の遺品を燃やす「たき上げ供養」が10日、兵庫県西宮市の鷲林寺で営まれ、7人分の遺品が炎にくべられた。
同寺で営まれるのは3回目。寺の住職らが経を唱える中、遺族が2年間大切にしてきた遺品を火中に投じると、炎の勢いが増し、煙が空へ舞い上がった。
次女を亡くした池田光代さん(69)は、残された孫娘(6)を連れ、次女の服と高校時代のテニスシューズを持ってきた。「私が泣くと、自分も頑張っている孫が怒るので泣くのを我慢した」(共同)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38840.html