香南市野市町の県立のいち動物公園で昨年10月に誕生し、名前を公募していたマレーグマの赤ちゃんが10日、「ハッピイ」と名付けられた。名付け親となったのは香美市土佐山田町の芝崎光梨(ひか・り)ちゃん(6)。元気に遊ぶハッピイには、園内のジャングルミュージアムで午後1〜4時(土、休日は午後4時15分まで)に会うことができる。
ハッピイは昨年10月3日、父ワンピイ、母タオチイの4男として体長20センチ、体重400グラムで誕生。その後ヨーグルトや食パンを食べてすくすく育ち、現在は体長70センチ、体重約8キロに成長した。
大きな目をキョロキョロさせながら丸太をかじったり、タオチイとじゃれあったりする姿が愛らしい。飼育担当の細川小桐さん(34)によると、胸の模様がきれいなU字形なのが特徴で、子グマの割には起きていることが多いという。名づけた光梨ちゃんは「名前の通り幸せなクマになってほしい」と話していた。
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000703110001