県内の女性市議会議員ら有志約20人が10日、JR大宮駅西口前で、統一地方選挙で女性候補へ投票するように呼びかけるキャンペーンを行った。
女性議員が少ない日本の議会を変革しようと、有志が全国で展開している「女性と政治キャンペーン」の一環として、女性市議のほか統一地方選で立候補する予定の新人らも参加した。
キャンペーンの埼玉実行委員で八潮市議の矢沢江美子さん(60)は、街頭で「女性市議が少なすぎることが少子化が止まらない一つの原因だ」と力説。「アンバランスな議会を是正するために、女性議員を増やす必要がある」と道行く人に訴えていた。県議会の女性議員は定数94人のうち8人で、1割にも満たない。市町村議会でも女性議員は平均十数%にとどまっている。