2007年03月10日(土) 18時00分
西武、週明けに報告書提出=球団CM放映は自粛−裏金問題(時事通信)
西武は10日、太田秀和球団社長と依田龍也連盟担当が12日にコミッショナー事務局とパ・リーグ連盟に赴き、アマチュア2選手に対して金銭を供与する不適切なスカウト活動を行っていた問題に関する調査報告書を提出することを明らかにした。この日から関東地区のテレビ局などで放映する予定だった球団初のコマーシャルを当分の間自粛するなど、球団は引き続き問題の対応に追われた。
東京ガスの木村雄太投手が高校時代から金銭を受け取っていたことなどを明らかにしたが、太田社長は「今はノーコメント。時間を下さい」と語った。今後は、もう1人の選手が所属する早大と東京ガスに事情説明や謝罪に訪れる意向も示した。ただ、自身の進退については「大きい事態なのでコミッショナー代行の裁定を待ってから」と前置きしながらも、「クリーンな球団を目指したい」と現状では辞任の考えがないことも示唆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070310-00000093-jij-spo