日本高野連も処分の可能性示唆　「裏金」問題（朝日新聞）

2007年03月10日(土) 20時21分

　東京ガスの木村投手が高校在学中から供与を受けていたことに、日本高野連の田名部和裕参事は「３年前にさかのぼって指導者が処分の対象となる可能性がある」との見解を示した。

　日本高野連では１２日にもプロ野球コミッショナー事務局を通じ、西武からの調査報告を受ける予定。田名部参事は「まず、どのような形で本人に現金が渡っていたのかが問題になる。秋田県高野連を通じて学校などに事情を聴き、対応したい」と話した。

　木村投手が受け取った金額は月ごとに３０万円ずつとされている。「事実ならば、これほど多額の金品を高校生が受け取ったのは初めてだろう」と田名部参事は言う。