【カイロ=柳沢亨之】イラクからの報道によると、首都バグダッド東部のイスラム教シーア派指導者サドル師派拠点「サドルシティー」の警察検問所付近で10日、爆弾を仕掛けた車1台が爆発し、26人が死亡、約40人が負傷した。
警官やシーア派住民の大量殺りくを図った自爆テロとみられている。市内では同日、イラク安定化のための高官級国際会議が開かれており、会議妨害を狙った武装勢力の犯行の可能性もある。
一方、同会議開幕後、会場のイラク外務省付近に迫撃砲弾3発が着弾した。負傷者は出ていない模様。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070310i213.htm