【ワシントン=増満浩志】繊維工場で綿ぼこりを多量に吸い込んでいる人ほど、肺がんになりにくいという調査結果を、米中の研究チームがまとめ、米国立がん研究所報に発表した。
研究者らは、綿ぼこりに含まれる細菌の毒素エンドトキシンが免疫系に何らかの影響を与えているのではないかと推測しており、仕組みを調べれば、肺がんの予防や治療に役立つ可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070310i307.htm